前引けの日経平均は287円安、31478円で引けとなった。
一時31307円まで下げたところで反発、引けは400円台に戻して取引を終えている。
この下髭が後場も保てるなら、一応明日、反発も可能だろうが、そこは後場次第になる。
今日底打ち反発となるには朝の窓を埋めていく必要があるので、そこまでの勢いがあるのか、疑問でもあるため、あまり期待はできない。
後場下げると31000円割れも視野に
後場の動き方によっては再度底を確認しにいく場面もある。
その際に31000円付近まで近づくと、今日は戻りが鈍くなって、結果下髭が短くなる可能性も出てくる。
そうなると明日の週末は31000円割れも視野に入れることになるだろう。
120日移動平均線が30881円の位置なので、31000円を割れてオーバーシュートという形で止まる格好が最終的な底になるかもしれないが、まずは今日の後場の動きを見てから判断しても遅くはなかろう。
一方でここで戻っていくならやはり朝の寄り付き付近31600円台までは必要で、欲を言うなら窓埋めとなる31766円だが、これは欲張りすぎ。
下髭の長い展開で引けたなら、明日は再度2番底確認があっても良さそうだ。
ただ、週明け以降は20日を過ぎた商いになるため、月末の売買も絡むことになり、頭の思い展開は続きそうだ。