前場の日経平均は32000円を大きく割れた。
一時前日比400円超の31791円まであったが、買い戻しもあって前引け31957円となった。
昨晩の先物とNYの強さから朝は少し気が緩んだのだが、寄って30分も経たない間にあっという間に形勢逆転となってしまった。
当たり外れで言ったら、外れる方が多いのだが、今日の下げは直近まで想定していただけに、昨晩の雰囲気に飲まれたまま想定に入ったのは反省すべきところだろう。
後場32000円は期待してもいいが、覚悟も必要
さて、問題はここからで、良く戻ってきたと捉えるか、戻りが甘いと捉えるか。
チャートの日足の長さだけをみると戻りが鈍く感じるため、ここは感情抜きで再度弱気に転換したい。
その上で、SQ前ということも鑑みると、ダメ押しがあるなら31500円を考えておくべきだろう。
逆に戻りを意識するなら32000円の方が近いので、一時的には抜けるかもしれない。
ただ、引けまで維持できるかどうかは微妙で、まだ1日SQまであるのだから、どうにでもなると考えたら、今日は無理して買い上がる必要もなさそうだ。
そうなると結局、前場安値付近が終値の目安にはしやすいので、31700円台の引けを想定しておく。
もちろん、SQ二日前の水曜にここまで下げたのだから、ここから底打ち反転というのならウェルカム、32200円までの戻りを期待したいのだが、この暑さで後場にそこまで元気良く買い上がれるかどうかは疑問だ。