【チャートで一言】商社株

スポンサーリンク
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ にほんブログ村 株ブログへ にほんブログ村 投資ブログへ にほんブログ村 先物取引ブログへ にほんブログ村 先物取引ブログ 日経225先物へ 人気ブログランキング 人気ブログランキング

今週は月曜の高値から一転して下落の一途を辿った日経平均だったが、そんな中で気になった、あるいは目についた、はたまた今思い浮かんだ銘柄のチャートを見て勝手につぶやいてみようと思う。

今日はバフェット銘柄でもある商社株に着目してみる。

スポンサーリンク

【商社株】三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅

3月にウォーレン・バフェット氏が買い集めている、と言われた商社株だが、ここへ来て軟調な動きを見せている。

果たして、これまでの様な上昇を続けることができるのだろうか。

1つ1つチャートを眺めてみた。

【8058】三菱商事

三菱商事 日足

今回のバフェット効果で恐らく一番人気だったのが【8058】三菱商事だったのではないだろうか。

6月23日の急落からは売が優勢となり、合わせて日経平均の動きも難しくなったこともあってか、上根の重い展開に。

これは他の商社株も同様なのだが、この三菱商事がその中でも一番よく耐えているように見える。

週末の終値も20日移動平均線の上に止まっていて、なんとか2度目の急落は免れているが、週明け月曜にとどまれるなら、再度の上昇が期待できそうだ。

ただ、急落前の様な勢いは望めないだろうから、今から参戦するには短期勝負という考えも持っていた方が良いだろう。

【8031】三井物産

三井物産 日足

見事に20日移動平均線をぶち抜いているので、正直あまり良い形には見えない。

もちろん、三菱商事も同様の形になる可能性はあるが、三井物産は明らかにもう一段下がありそうに見える。

下値の支えは節目の5000円付近だが、6月に空けた窓の上限が5182円にあることから、目先はその辺りを目処に考えても良いだろう。

5000円より上にはもう1つ小さな窓が空いていおり、もう1つの目処になるが、そこまで下げたら5000円まで行ってもおかしくはないので、まずは5182円での底打ちが望まれるところだ。

個人的にはやはり三菱商事の方が与し易いと考えている。

【8053】住友商事

住友商事 日足

残念ながら20日移動平均線をこの銘柄も割っているので、2900円どころの窓埋めまでは手出しが難しいのでは、と考えられる。

もちろん相場は始まってみないとわからないのだが、チャートで見る限りはもう一丁底を見てからの形だ。

仮に押し目があった場合は、今度は20日移動平均線が上値目処となるので、短期売買の目安にはしやすいかもしれない。

【8002】丸紅

丸紅 日足

今回のバフェット氏の商社株買いイベントの中で人気度は少々低かったようだが、株価の値上がり率からもその程度が伺えよう。

先週末の時点で20日移動平均線をギリギリだが割っている以上、週明けは環境が余程好転しない限りはもう一丁下を見に行くことになる。

2300円の節目がちょうど窓に近いので、その辺りを最初の下値目処と考えることになる。

これは三菱商事以外の商社株全般に言えることだが、エントリーするならSQまでの底打ちのタイミングを待つべきなのだろう。

なお、これも商社株全般に言えることだが、長期保有に向いた株価の位置ではないと思うので、その点は考慮すべきだろう。

【8001】伊藤忠商事

伊藤忠商事 日足

もう一押しあって底打ちか、といった形で、ただ下値目処が読みにくいチャートでもある。

ここは素直に5400円5200円という節目を目処にして、底打ちを待つ形になるだろうか。

その場合短期的には戻り高値の目処が今の位置くらいとなる。

尤も、ダブルトップと言えなくもないチャート形状なので、ここで底打ち反転がないと、辛い形になっていく可能性もあるので、注意した方が良いかもしれない。

スポンサーリンク

エントリーは慎重に

総じて商社株はここまで十分上がったので、多少の押しはあっても再度同じ角度での上昇は難しいのではないだろうか。

ここからのエントリーは、正直、あまり得策ではない気もする。

9月までのどこかで急落の場面があったなら、その時に再度考えてみるのが良いだろう。

PVアクセスランキング にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました