2023年7月7日の日経平均は384円安、32388円での大引けとなった。
なんとか止まった、という形だが、5分足で見ると引け前に売が殺到したようにも見えるので、実際はもう少し上で終わっても良かったという状況でもある。
チャート上で直近の下値支えは見えていないのだが、節目の32000円が大きな支えになろう。
月曜はそう言った意味でもう一度底値の確認があるのかないのか、無いのなら反発するのか、といったところを焦点にして考えておきたい。
ETFに絡んだ売りは月曜まで
巷のニュースや情報では、ETFに絡んだ売りは10日で一旦終わるとの見方。
これが本当なら、最悪でもそこで止まると考えていいのだが、気の早い向きは今日または月曜から買い向かっていることこだろう。
資金的な余裕があるなら何回かに分けてエントリーすべきで、ここぞの一発買いは非常に難しいだろう。
1日に何度か売り込まれるタイミングがあるので、1日中張り付いていられるならその直後に買いを入れれば望みの通りにほぼなるかもしれない。
自分には無理だが。
いずれにしても、月曜で大きな売りがなくなるのであれば、SQまでの短い間ではあるが、もう一度反発もあると予想できる。
上値の目処は33000円付近となりそうだ。
今日の時点で33000円のコールの建て玉が一気に増えているので、先週までの34000円や34500円といった強気は無くなってきたと思われる。
であるなら、月曜底打ち、火曜反発、水曜〜木曜でゴール、という短期スケジュールも出来そうな気になってくる。
実際はそう簡単な話では無いだろうが、上手くいけば、SQまでは反発してもらえそうだ。
SQ後は高いのか
去年は8月がピークとなった。
その際は、7月のSQから上昇が始まっていったのだが、今年とは違って去年は6月のSQから一気に下げていった結果の7月SQからの上昇だった。
今年は6月SQは4月後半からの通過点に過ぎず、7月に入ってからの調整で今に至っている。
このことを考えると、去年と同じようにはいかないだろう、ということが想定される。
FOMCの7月利上げ再開もあって、米国市場はナーバスになっていることもあり、これが織り込まれるまでは難しいかもしれない。
6月までの上げ方が異常だっただけだとするなら、7月後半もあまり気楽な相場にはなってくれそうにないと思われる。
だいぶ先の話になるが、今のうちから考えを巡らせておくことにしたい。