2023年7月3日の日経平均は564円高、33753円で大引けを迎えた。
前場寄り付きから殆ど押すこともなく、窓を開けたまま33500円〜33700円台の動きに終始し、後場もほぼ横這いを保っての大引けとなった。
このままナイトセッションの先物次第では、ノータイムで34000円達成もあるだろう。
ただし、時折出てくる大きな売りに対して急落する場面もあったので、今後はそう言った動きにも注意しながらの高値更新が続いていきそうだ。
早ければ今週末には再びゴール、となる可能性もあるので、ポジションの作り方は注意が必要だろう。
ざら場の急落は日銀のETF換金?
一部の噂では日銀のETFの換金売りが出ているという話もあって、当然といえば当然だが、相当な量のETFを保有する日銀が相場を崩すようなこともしないだろうが、少なからず処分は出てもおかしくはない位置でもある。
円安もあってドル建ての日経平均はまだそうヒートアップするような位置でもないので、ナイトセッションで上がってざら場は横這い、というパターンがしばらく続く可能性もあり、その間に時折、ETF換金かもしれない大きな売りにより、急落するケースを想定しておきたい。
尤も、それが買い場とも言えるので、短期売買を繰り返すのであれば、そう言った急落こそチャンスと見る向きもあるだろう。
逆に、寄り付きや引けでの押し目買いが難しくなるので、売り買いのタイミングを決めている場合は、再考の余地があるかもしれない。