SQだった本日前場は508円高32149円で引けた。
SQ値の速報値は32018円とオプション建て玉の中心32000円をクリアした格好。
9月限の先物は80円ほどの権利落分が含まれるので、これからしばらくは現物と先物の乖離が少々厄介。
寄り付きからしっかりしていた現物は一時32200円台まで上がったが、その後は利食いなどに押されて32000円まで下げるもののそれ以上は下がらず、32000円台をキープしている。
強気は継続も来週はFOMCと日銀金融政策決定会合が控える
SQを終えてこの位置なら強気継続とも思えるが、ここからは難しい展開になりそうだ。
週明け火曜と水曜に行われるFOMCと、来週の木、金に開催される日銀金融政策決定会合があるため、神経質な動きを強いられることになるためだ。
今の所FOMCでは6月の利上げ停止と7月の利上げ示唆が見込まれているが、果たしてその通りになるかどうか。
また、日銀金融政策決定会合で植田総裁がどのような発言に至るのか、これが影響大である。
概ね水曜には方向性が出てくるのではと思うが、サプライズは植田総裁にはないと思いつつも警戒はしておくべきだろう。
それらを踏まえると、後場のギャンブルはなかなか難しそうだ。
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