2023年10月30日の日経平均は294円安、30696円となった。
安値が30600円割れの位置で止まった点は、意外に強かったという印象だ。
まだ余談は許さない形だが、あれだけ不安を煽られていた中で結果的に10月頭の安値を割ってはいないところを見ると、底打ちと考えてもいいのではないだろうか。
今晩と明日次第だが、一旦、ここまでの結果としては上記のような判断になる。
30900円が判断ライン
先物の引値30700円は妥当とも言えるが、だいぶ収斂してきたイメージがある。
今晩あたり、そろそろ上下どちらかに動くことになりそうなので、要チェックだろう。
今のところは反発が期待できそうだが、とはいえ大きく上昇するには難しいタイミングでもあるので、明日の朝の終値は重要になる。
そういった点を踏まえると、30900円が判断ラインとなると思われる。
これを抜けていければ31000円台に戻れるだろうし、抜けられないようなら11月頭は再度底の探し場となるだろう。
底を探しに行く場合は、やはり30400円台までが目安となる。
そこまでなら今週あったとしても戻りが期待はできるが、これを下回ってしまった場合、今週だけでは収まりきらない可能性が出てくるので、その際には再度想定を見直す必要がありそうだ。