2023年8月22日の日経平均は291円高の31856円で大引けを迎えた。
高値31906円は前場だったが、後場も引け直前に31888円まで付けて最後売られた格好だったので、よく頑張った方だと思う。
先物も現物の引け後に31920円まで買われたようだが、こちらは買い戻しだったのかもしれない。
何れにしてもプラスで引けた点は評価すべきで、今晩の夜間取引もあるとはいえ、明日に少し期待が持てそうだ。
32000円を抜けるかどうか
60日移動平均線が31940円の位置なので、先物の動き次第でこれはパスしそうだが、32000円を抜けていくのならもう一段上の20日移動平均線が目安になる。
その場合は32160円付近となるが、そこで一旦泊まることになるかどうかが、週後半に確定してくるだろう。
それによって来週以降の方向性もある程度見えてくるので、週末までの動きには留意しておきたい。
一方、ここで下げてくる場合は、少々計りづらいのだが、31700円どころを割ってくることになるだろう。
31500円あたりまで押してくると、週末のこともあるので、再び31371円のラインに近づいていく。
あまり考えたくはないのだが、明日から下げていくとなると週末は31000円に届くくらいは下げそうに思える。