前引けの日経平均は60円安、31565円となった。
寄り付きこそ安値31275円をつけその後横ばいだったものの、10時から反発。
一時プラス圏にまで届いたがその後は失速となっている。
昼休みの先物は少々売られているものの、このまま陽線で週末は迎えられそうだ。
ただし、来週以降楽観的にはなれないし、今晩の先物も油断できない状況には変わりはない。
底打ちには前日比プラスの引けが必要
夜間先物は考えなくとも、週明けから反発となるためには、最低でも陽線、できれば前日比プラスとなる引け方が必要だろう。
31625円以上となるが、今日の高値31644円はできれば抜いて引けてもらいたい。
その上まで戻るような元気があるなら、31766円の窓埋めを期待したいところだが、そこまでではないように見える。
一方の下値目処は変わらず31371円のラインや寄り付きの価格になるが、そこまで下がってしまうと長い上髭になってしまうため、来週はさらに厳しいことになる。
できればそうならないことを後場に祈るのだが、最近祈ってばかりで、祈りが届きそうにもないのが実情のようだ。