週末の日経先物とNYの結果から本日の日経平均は反落してのスタートなりそうだ。
先物が31930円の引値なので、これに鞘寄せするかと思われる。
ただ、先週金曜はプレオープニングで先物が戻してきたため、先物の前日引値よりも日経平均は高く始まった。
これを踏まえて今日もプレオープニングで買い戻される可能性があり、その場合のスタートは32000円ほどになるかもしれない。
何れにしても寄って反発したとして、再度下げれば31930円付近の攻防となるだろう。
と、書いておいてなんだが、最初から一気に崩されれば諦めるしかないし、思ったほど下げずに32000円台で終始することもあるだろう。
今日は終値だけが気になる日なので、正直いうと途中経過はそれほど重要と考えておらず、細かい目安が出せていないのが現状だ。
週足、月足を見ると下げ優勢
日経平均の月足を見てみる。
こうして月足で見ると、今年1月から上昇が始まっていると見ることができるので、その高安の差は8000円。
1/3押しまでを考えると高値から2700円ほどの押しになるのでそれが31000円ということになる。
これは6月の陽線分ほぼ帳消しとなるのだが、今の時点で6月陽線の半値押しの位置なので、半値押しは全値押しとなる可能性もある。
週足はどうだろうか。
かろうじて反発の目は残っているものの、先週の陰線を覆すには、まずは32500円までは必要だろう。
欲を言えば32700円以上。
今週はこの2つの価格帯に戻れるかどうかで8月後半と9月の動きや位置が決まってくることになるのだが、月足と週足からは、弱気の要素の方が多そうだ。
8月の30000円プットの建て玉も気になるのだが、次に多いのが31000円のプット。
先物建て玉との調整分もあるのだろうが、無視はできない。
これら価格想定のうち、今日の終値次第でいずれかが次の重要な目処になるので、今日は落ちつかない1日になりそうだ。