2023年7月12日の日経平均は反落。
259円安の31953円と32000円割れで引けとなった
結局32000円を割れたのだが、昨晩の先物の上昇が正直邪魔だった。
あれがなければもう少し素直にこの下げを受け入れられたのだが、先物屋にしてやられたという感じだ。
まあ愚痴を言っても仕方ない。
ここまでの想定をまとめると、概ね32000円割れはずっと念頭にあった。
ただ、なかなか割らないままここまで来ていたため、上値に対する期待が膨らんでしまい、結果、割れるタイミングを忘れていたという格好。
下値予想は概ね週初の想定通りで、800円割れから900円台まで戻っては来たのだから、本来ならこれで底打ち、と思いたかったのが本音だ。
ただ、始値が高かった分、底打ち感が湧かず、明日に対する疑心暗鬼が広がった形になった。
これが想定を難しくさせている。
下げるなら下げろという開き直りが欲しい
明日はというと、SQの前日で最後の取引日となるため、本来なら明日、大きく売られて手仕舞い、終了、という格好を望んでいたのだが、それが今日ここまで下がってしまっているので、明日もう1回下げるのでは、という気持ちになる。
ここは、もう一度下げることを前提に、開き直って相場に向き合い、きっちりと底を打つまで待つ、という姿勢で臨むべきだろう。
どうせなら31500円くらいまで付けて、買い戻しが入ったところで、心機一転、新しい相場へ、となってくれたらどんなに楽だろうか。
とはいえそんな簡単な話でもないので、明日はまた夜間の先物の終値に惑わされつつも、再度の底打ちから、どこまで戻れるかを確認する日になりそうだ。
その上で、32000円が遠く感じる日になるかもしれないが、それでも頑張れれば32200円も可能性としては残っている。
31500円でもまだ下げ足りないということであれば、もう一段下の31400円割れのところまでとなるが、そこまで需給が傾くのなら、SQ後は更に調整が必要と考えておくべきだろう。
おまけ:ドル円
日経平均よりも為替の方がよっぽど素直に見れるのは、やはりFXをしていないせいだろうか。
139円70銭を割ったのだから、次は137円90銭が目安になる。
ここは137円50銭どころに長期移動平均線が来ているので、下げたところでここまでではないだろうか。
その前の139円付近に、自前のトレンドレンジの下限があるのだが、そこで止まることも一応考えておいきたい。
反発のタイミングは正直見えていないので、日経平均同様明日の金曜で仕切り直してくれれば良いのだが。