SQの大引け日経平均は623円高の32265円となった。
SQ値(速報値)は32018円だった。
週末でありながらもSQを迎えてこの上昇は強いと言わざるを得ず、4月、5月のマイナーSQに続いての上昇継続となる。
これで如何に日本市場に対する強気が多いことが伺える。
一部の情報筋では、海外投資家でも中国人投資家たちが、自国経済に対する不信感と、出遅れイメージの強い日本市場に対してかなり買気旺盛で、バフェット氏の言もあって4〜6月期の業績悪化はほとんど気にせず買い進んでいるとも。
いずれにしても強いことには変わりなく、FOMCや日銀金融政策決定会合でどうなろうと、吹き飛ばして上昇していくのではないか、とも思える。
ナイトセッションは引き続きダウの影響下
現物は中国筋という見方がある一方で、やはりナイトセッションの日経先物はどうしてもダウに影響されやすい。
そのため、昼と夜とでベクトルが変わる可能性もあり、その点は切り替えが必要だろう。
今の所ダウ先物もNASDAQ100先物も若干マイナス圏だが、今日は特に重要な指標の発表はないので、このままだと週末の素直な流れとなりそうだ。
その場合、一旦先物は押すかもしれないが、ダウの押しが強くなければ再度上昇も考えられる。
下限上限のレンジは32000円台〜32500円までの間くらいと見ていいだろう。
仮にこれを割ってくるようだと昼間の想定とは別の思惑が出てきている可能性もあるので、その際はニュースに注意したい。
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