昨晩のNYは続落。
特にNASDAQは1%の下落となり、先週の上げから見て1/3ほど押した位置となった。
これが反転するならもう一丁、となるところだが、やはり雇用統計からくるインフレ懸念が再びFRBのタカ派議員から出てくるようでは、難しそうだ。
金利上昇は今以上のペースにはならないとは思うが、それが確定するまでは燻るたびに今回のような形になるため、安定した上昇パターンは望めないだろう。
SQを控えた火曜日
日本市場は今週SQを迎えるが、今日はその方向性が出てくる日でもある。
NYが続落ではあるが、225先物はナイトセッションで昨日と同値で引けており、なんとも判断の難しいところだ。
このチャートだけ見たら、ここで踏ん張ってくれても良さそうなのだが、こればかりはそうもいかない。
現物のチャートを見る限り、ここでせめて横這いとなってくれないと、少々厄介な形になるからだ。
ここまで綺麗に上放れられると、どうしても過去の記憶から、窓を開けての下げ相場を想起してしまうのだが、先物が昨晩頑張ってくれたおかげで、今のところは首の皮は繋がっている状態だ。
今の所、CMEはそのままナイトセッションの値段を引き継いでいるので、このままSGXと日本市場のプレオーオプニングが順調なら、少なくとも窓を開けて現物が取引開始となることはなさそうだ。
あとはここを踏ん張ってSQまで保ったあと、ソフトランディングの形で調整に入ってくれるなら御の字なのだが、いずれにしても、どこかで調整が入るのは確実で、その形がどうなるかで、今月後半の様子が決まってくることになる。
アイランドリバーサルの次に嫌なのは、無理やりSQが高くなってはい終わり、というパターンなので、どうかそこは我慢して欲しいところだ。
因みに都合いいことを言わせてもらうなら、一番いいパターンは、ここからNYのSQまで、静かに横ばいが続くことではあるのだが。
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