昨晩のNYは反発。
ダウが397.82ドル高の34098.10ドルと34000ドル台についの乗せてきた。
引け後のダウ先物も現時点で34130ドルと騰勢が続いている。
NASDAQは149.89ポイント高、S&P500も53.64ポイント高と軒並み1%以上の上昇となっている。
ダウは新たなステージか、それとも
チャートはすでに10月半ばから引いているトレンドレンジの下ではあるが、レンジの加減に沿うような形で推移しているところを見ると、新たなトレンドの形成の可能性も否定できない。
このまま8月の高値34281.36ドルを上抜く可能性は十分あるだろう。
ただ、今晩の議事録開示の内容次第では相場の参加者が一時的にネガティブイメージを抱くことがないとも言えないので、その点は留意したい。
目先の上値目処は8月高値の次となると、4月の高値になるのだ、そちらは35600ドル付近となるため、かなりハードルが高い。
どちらかというと、年初から続いている中期的な下降トレンドから抜け出すような動きをこの後数週間にわたって続けられるのか、という点の方が気になっている。
よく言われる11月のヘッジファンド決算については現時点では大過なく通過できたという認識なので、この後は12月のクリスマスイベントとクリスマス休暇になるが、昨年末は異なり、ここまで上昇を続けているため、反動がどうしても気になる。
34000ドルという節目に到達したこともあり、FOMC議事録開示後に、やれやれで売りが出る可能性も否定できないし、気の緩みが株価の緩みにつながる可能性もあるので、やはり今晩も気分よく寝ることは難しそうだ。
225先物が28300円台に
大証とCMEの225先物はすでに28370円となっており、このまま推移してくれるならば、休み明けの日経平均も追随して9月の窓埋めが漸く完成することになろう。
日足的にはまだ予断は許さないが、可能性は十分あると思われる。
ただし、明日これを達成となると一足飛びでの上昇となるため、その反動は出やすく、小さいながらも28000円を跨ぐ窓があるので、週末にそこを埋めに行く可能性もあることは考えておくべきだろう。
逆にそこで下の窓埋めをした後しっかりできるなら、12月前半も良い調子が続いてく可能性もある。
その場合は12月の少々早い段階で訪れるSQが次のポイントとなるだろう。
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