CPIが予想よりも高かった米国市場は寄付きこそ低く始まったものの、その後上昇に転じるやドンドン値を上げていき、結果800ドル以上の上げ幅となった。
ダウは30038.73ドル、NASDAQは10649.15ポイント、S&P500は3669.91ポイントと、いずれも2%以上の上昇幅となった。
CPIも利上げも需給要因に過ぎない
毎回こういう上下を経験させられて思うことは、結局は需給が主役で理由とされる様々な要因は脇役でしかない、ということだ。
と、いつも思ってはいるが、実際にまた急落場面に出くわすと、それを上回る心配が思考の邪魔をすることになる。
それでも最近は少しづつオーバーアクションにならずに済んでいるのは、こうした経験を失敗の記録を残せているからだろう。
それはさておき、ここでNYに反発してもらったのだから、日経平均は一旦反発となるのだが、さて、では来週はどうなるのだろう、とここで今日の行動のための予測をしてみる。
まずはダウから
1週間分の下落を1日で返した格好だが、今晩は週末ということもあるので、ここから大幅な連騰はあまり期待できないと思われる。
まあそれでも上がる時は上がるのだが、最悪半値押しもあるので、週初の日本市場はその折り込みをどこでするかによって位置が決まることになろう。
SQ後の日経平均
すでに発信されている記事によれば、SQ後も堅調に推移か、といった論調も見られるので、反発後やれやれの売りもあるだろうが楽観視されているようだ。
窓埋めはギリギリできていないが、先物がナイトセッションで26000円割れを演じてくれたのでそれでよしとして、今日26500円付近で始まる場合に、最初の目標は26921円あたりだろうか。
その後は買い戻し一巡で売りも出よう。
結果、上髭陽線が落とし所という予測。
これに対して来週どうなるか、NYの大幅反発の後の今晩がどうなるか、である程度決まりそうだ。
持ち越しはギャンブルになるので、個人的にはすでに持っているものはいいとして、今日はデイトレでお茶を濁すか、寄り付きで買ってみて半分残してみるか、といったところになる。
続きは今晩のNYを見てからになる。
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