週末大引けの日経平均は93円安の28564円と反落。
ザラ場では年初来高値となる28778.37円をつけたものの、利益確定売りなど様々な思惑もあってか、大引けまで値が保たなかったようだ。
個人的にはここまで派手に動くとは思っていなかったのだが、結果的には想定の範囲に戻ってきてくれたという感じ。
ただし、今晩のNY次第では、再び想定外の動きとなる可能性もあるので、色々な意味で油断はならない。
想定の範囲内であれば
個人的なトレンドレンジの中に戻ってくるとしたら、ここからは移動平均線が下値の目標となってくるだろう。
どちらかというとソフトランディングとなって連休は我慢した後、再度高値更新となる29000円台を目指して行ったら良いのだが、という淡い期待を持っている。
そういう意味では、来週はちと辛い1週間になるという予想だ。
下値目処は28000円飛び台〜28000円割れで、最悪27700円程度までの概ね1000円幅までという想定。
割と大人しい方だなと思っていもいるのだが、何事もオーバーシュートはあるので、その辺りは頭に入れておいてもらえればと思う。
それでも上に行くのなら
必ずしも下がるだけではなく、一気にこのまま29000円を目指す可能性もあり得る。
というのも、先物やオプションの手口では、29500円や29000円のコールが派手に買われているのを目にするからだ。
もちろん相対取引なので、売り方は逆に売ってるわけだが、買いの手口だけで見た場合、5月限では下は27000円、上は29500円の幅でオプションは売買されているようだ。
その上で概ね先物は売っているようで、SQまではまだ間があるとはいえなんとなく想像がつかなくもないのだが、あとはそれぞれの反対売買のタイミングがいつなのか、といったところだ。
一般的にはSQ前週の金曜や、SQ週の火曜水曜で手仕舞いすることが多いので、そうなるとまだ仕込み中でここから再度カチ上げることはないのでは、とも思うのだが、いずれにしても今晩のNYと225先物のナイトセッションを見てから、となる。
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