2023年10月11日の日経平均は189円高、31936円で引けとなった。
20日移動平均線を抜きはしたものの、結果的には頭を抑えられた格好。
この様子だと、今晩の先物にもよるだろうが、天井となりそうな雰囲気だ。
一発逆転もなきにしもあらずなので、明日の朝までは決めかねると言ったところだが、なかなか難しいと思える。
朝の想定では、前場10時までに抜け切れば、と書いたのだが、抜け切れていなかった。
後場に入って32000円をつけたのは立派だが、そこから上に伸ばすには難しかったようだ。
結果として高値32037円はオーバーシュートの範疇で、実質的には31900円台までだったというところだろうか。
SQは32000円以下?
先物がどう動くかにもよるだろうが、概ね10月のオプションは32000円で手打ちとなっただろうか。
このままの形だとSQ自体は31500円付近まで押されてもおかしくはなかろう。
となれば明日はそう無理はしないだろうから、31700円台までは簡単に押してくる可能性がある。
これを跳ね返すとなるとそれなりに力も要ることになるので、そのネタがあるかと考えるといまいち思いつかない。
そう言った意味でも明日は32000円がやっと、という想定なる。
相場の神様が気まぐれでも起こしてくれるなら、下がってきている60日移動平均線の32120円くらいまではあってもいいのだが、そう都合よく神様も出てきてはくれまい。
ここは再びの下落に備えて、少し身構えておくべきタイミングかもしれない。