前引けの日経平均は220円高、32485円だった。
朝の想定通り強気は継続、一時32500円を抜くなど順調のようである。
業種別では半導体からその他の電子精密機器やAI関連が引き続き好調で、海運陸運のマイナスが目立っている。
日経先物は昼休みに入ってさらに60円ほど上げており、このままだと後場の日経平均は32500円台に軸足を移していきそうで、上げ幅がさらに広がりそうだ。
日米中央銀行の思惑は何処へ
米国のFOMC前であり、また日銀の金融政策決定会合も控えている今週だが、ウダウダ言っている間に置いていかれるのではないか、と言った勢いにも見える日経平均である。
FOMCについては既に何度も想定を話しているが、6月見送り、7月利上げ、8月末のジャクソンホールで9月以降の方針公開、と言った流れはほぼ変わりはないだろう。
となるとこれに対しては既に織り込み済みであり、あとは日経平均としたら日銀会合だけであり、ここでサプライズが無ければこのまま、ということになる。
今の所この日銀会合で材料出尽くし、ということはなさそうで、というのもの、そもそもこの件に関する話題があまり出ていないこと自体がそれを物語っていると思う。
つまり、そもそもの大きな材料としては考えられていないのであり、単に通過イベントという認識なのではないだろうか。
であるならば、通過するまで、通過した後、どちらにしても大して変わりはないだろう、というのが今の想定になる。
コメント