連休明けの日経平均は反落。
207円安の28949円で引けた。
これを押し目というのかそれとも用が済んだのでゴールしたのかと言ったところだが、ゴール下にしては弱さは感じず、まだ何か待っている雰囲気ではある。
これは結局今晩のNY待ちとも言えるのではないだろうか。
まだ窓は開いたままだが、このまま閉めずに明日反転したら、もう一丁上はありそうだ。
逆に今晩NYが思わしくなく先物がさげるようだと、明日から厳しい日が始まることになるだろう。
CPI待ちの為替とNY市場
さて、そのNYはというと、雇用統計を受けての上昇もあったが、結局、CPIも見てから動こうかといった姿勢が為替にもNYの指数にも見えている。
ダウ先物は34ポイント高付近で大きく動いておらず、ドル円も135円付近で燻っている状態。
これをどちらかに動かすには結局CPIの発表を待たねばならず、その発表を号令に一気に動き出すのだろう、とまでは簡単に予測は付く。
その先としては、今日明日はしばらく横這いか、SQや月末までに間があるので、上昇も多少は期待できるかもしれない。
ちなみに10日の晩のCPIが下がらなければ7月の利下げは遠のくので、市場としてはプラスに働くように思う。
これが悪い数字だと一気に反対方向に傾く可能性もあり、特に為替は利下げが確定すると売られる可能性は大きいだろう。
NY市場も債券市場に資金が流れていくことになるので、大幅な下げが起きてもおかしくはない状況。
なので、今週のCPIは割と重要で、今後の経済の行末ではなく相場の行末に大きく関与していると見ている。
かなり近視眼的なのだが、5月というタイミングを考えると、どうしてもそうなってしまうのだから仕方ない。
今日、明日、そして明後日の日中は、どうにも動きが読めない難しい局面と考えているのだが、さてどうだろうか。
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