【朝の想定2025-5-26】トランプ発言で波乱も相場は持ち直し、NY市場はまちまち、日経平均は続落スタートか─移動平均線に注目

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週末のNY市場はトランプ大統領のEUに対する関税強化発言を受けて波乱含みの展開となり、全体的に軟調な動きを見せた。

ダウ 日足

ダウは取引序盤に一時大幅安(500ドル超の下落)を記録したが、引けにかけて買い戻しや押し目買いが入り、41,603.07ドル(-256.02、-0.61%)で終了。

チャートを見ると、ダウは20日(41,630.46)、60日(41,579.19)、120日(41,877.23)、200日(41,379.87)の4本の移動平均線の間に位置している。

下降トレンドライン(紫色の破線)に沿って上値が抑えられており、明確な方向感を欠くレンジ相場が続いている。

20日移動平均線が短期的な抵抗線、200日移動平均線が下値支持線として意識されており、関税問題の進展次第では上下いずれかにブレイクする可能性がある。

ナスダックは18,737.21ポイント(-188.53、-1.00%)で引け、20日(18,414.37)、60日(18,186.98)、120日(18,066.29)、200日(17,871.01)の移動平均線の上に位置している。

ナスダック 日足

5月初旬の高値(19,200ポイント付近)から調整が続いており、18,800ポイント付近で上値が重い動きとなっている。

下降トレンドライン(紫色の破線)は19,200ポイント付近で推移しており、現在の価格はトレンドラインを下回る水準。

4月下旬から5月にかけての下落幅が大きく、18,000ポイント付近のサポート(200日移動平均線)を試す可能性が残る。

過熱感が解消されつつある一方で、下げ余地が残っていると見られる。

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日経先物:一時大幅安も横這い、先行き不透明

日経先物(NK225!)は36,830円(-360、-0.97%)で引け、20日(36,881)、60日(36,716)、120日(37,213)、200日(37,307)の移動平均線の中で推移。

日経先物 日足

5月に入ってから下降トレンドライン(紫色の破線、38,000付近)を下抜け、36,000~37,000円付近でのレンジ相場が続いている。

一時大幅安となったものの、36,000円付近でサポートされ、横這いの動きにも見える。

移動平均線が収束していることから、ブレイクアウトの可能性はあるが、上下どちらに動くかは現時点で不透明。

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日経平均:続落スタートが想定されるが移動平均線の下支えに期待

日経平均(NI225)は37,160.25円(+174.60、+0.47%)で引けたが、NY市場の軟調さを背景に続落スタートが予想される。

日経平均 日足

チャートでは、20日(36,875.54)、60日(36,712.38)、120日(37,320.50)、200日(37,674.00)の移動平均線付近で推移。

直近では36,000付近でサポートされた後、小幅に反発しているが、下降トレンドライン(紫色の破線)が上値を抑える形。

移動平均線が下値を支える可能性はあるものの、36,000付近のサポートラインを下抜けるリスクも残る。

続落スタート後は、下値支持線として機能する移動平均線に注目したい

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